まず、全てのカードに「ボルシャック」の名前がついているためツインパクトカードの「ボルシャック・ドラゴン／決闘者チャージャー」が確定３ドローできる上、チャージャーなのでマナ加速までできるというインチキ臭い性能を発揮します。「ボルシャック・栄光・ルピア」のおかげでマナの加速の仕方が半端ではないので、早い段階で大型のクリーチャーを召喚しやすく、８マナ溜まった段階で「ボルシャック・クロス・ＮＥＸ／ボルシャック・英雄譚」を撃つ事が出来れば盤面０の状態から最大６体のクリーチャーが一ターンで場に出てくるという異常事態が普通に発生します。また、マナが溜まっていなくても最速３ターンでＴ・ブレイカーを持つ「超竜キング・ボルシャック」が飛び出てくるのは相手にとって恐怖でしかない。コスト踏み倒しが多いデッキですが、相手に先にマグナムを展開されたとしても「ボルシャック・スーパーヒーロー／超英雄タイム」、または「ボルシャック・大和・ドラゴン／大和ザンゲキ剣」で破壊できるので問題なし。弱点はボルシャックという縛りがある為、S・トリガーにあまり優秀なカードが居ない事と、自然のカードが少なめなので、まれに色事故が発生してしまう事ぐらい。目玉となるカードの「ボルシャック・決闘・ドラゴン」は火／自然の色を持つクリーチャーで、相手のクリーチャーをマナゾーンに埋めた上で、さらにマナゾーンから自分のマナの枚数以下のコストを持つクリーチャーをバトルゾーンに出してもいいという能力のため、１枚ぐらいはマナに置いてもＯＫ。改造するなら何のためにデッキにいるのか分からない「聖霊龍騎セイント・ボルシャック」を外して「龍騎旋竜ボルシャック・バルガ」や、自然色を増やすために「ボルシャック・西南・ドラゴン」を入れた方がいいでしょう。

毎年恒例のクロニクルデッキですが、今年は前年の反省を活かした内容になっているのではないかなと感じました。定価が上がったことは残念ですが、プレイヤー目線からなら良い商品です。

何より、環境で使われてる超英雄タイムと栄光がこのデッキ買うだけで揃うって言うのが強すぎる。買っても後悔はしないと思います。

最高

安くて強くて、楽しいデッキ！

昔ボルシャック使ってたボルシャックファンからすると最強なを取り戻して戻ってきた事にやっぱ最高だなって実感出来ました

メンデルゾーンを刺すだけで環境デッキとも十分戦えるスペックのデッキがたった5000円で買えるのはマジでお買い得

欲しかったものが手に入り大変満足

まずは商品の基本内容です2022年4月23日発売1パック5枚入り176円（税込）1BOX30パック入り5280円（税込）新シリーズ王来MAXの1弾目のエキスパンションになります20周年で盛り上がったDMの21年目はどうなるのかなと思っていましたが、パッケージの20thAnniversaryロゴも20thレアも続投としれっと20周年を引き続き擦る事になりました様々な豪華イラストレーターが参加して楽しめた20thレアを1年で終わらせるのは確かに勿体無いとも思っていたので、21周年だよねと野暮は言わない事にしましたそんな20周年2年目の王来MAXですが、前エキスパンションの王来編と比較して複数の変更点があります・BOXに確定封入されているキングマスターカードが3種類から2種類に減少これは後述する20周年トレジャー要素の為のコストカットなんだろうなと理解は出来るのですが、超天編以前の2枚に戻ったのは少し残念な部分でした・カードの種類の減少具体的に王来編と比較するとSRとVRの種類が11種類から8種類になりましたVR以下の合計も1/95種類から1/76種類になりました種類が減ったとだけ聞くと一見残念に思えますがカードを集めやすくする為の施策のようです、実際目に見えて自引きで4枚集めやすくなったのでこれは改善点だと感じました・コロコロレアの廃止じーさんやカービィ等別に嫌いではありませんがBBPでもないメインエキスパンションでする試みとしては正直滑っていたコロコロレアは廃止になりました・20周年トレジャーの実装これが王来MAXで一番変わった要素になります恐らく20thレアと並ぶ目玉のポジションでもある為、封入率含め詳細に追記しますまずトレジャーは金/銀/銅/黒と4つにランク分けされていますそして1BOXに金/銀/銅は3枚（ホイル加工）、黒は7枚（非ホイル加工）の10枚封入になり、ランクが高い程封入率が低くなっています金はクリエイターコラボイラスト銀は元レアリティSR以上かつ新規イラスト銅は元レアリティR以下黒は銅とラインナップは同じと、このような分け方をされていますトレジャーは再録がメインとなっており、公式からシングルが高いカードや長らく再録されていないカードを中心に再録するといった旨のアナウンスもありました銅や黒トレジャーにデドダムが再録されている所からもこの試みは成功しており、BOXを買ったら勝手にデドダムやGRクリーチャー等の汎用カードが集まっているという中々信じられない事になっています王来編から大きく変わった点はこの辺りになります、逆に変わらない点としては・1BOXに1枚封入されている20thレアの存在・シリアル入りの世界で20枚のカードを交換できるキャンペーン（前回のボルメテウスホワイトドラゴンから無双竜機ボルバルザークになりました）といったBOX開封の楽しさの部分は継続しています総評ですが、SRは集めやすくなり、好評により継続した20thレア、それに並ぶお祭りカテゴリの20周年トレジャー、そのトレジャーでの再録も豪華、とプレイヤーにもコレクターにも広く楽しんで貰おうといった思想を強く感じました　また、CS等の競技性の高さ故に強カードが高騰化しやすいDMの抱える問題に切り込んだエキスパンションでもあります1枚で箱代が帰ってくるようなSRが無くなるのは良し悪しでもあるのですが、カツキングやガイアッシュ1枚7-8000円みたいなの時期の方が子供も多いTCGとして不健全だったのは間違いないです再録を強くしSRも集めやすくするこの路線は新規や復帰勢の為には必要なものなので、王来MAX2弾目にも期待が持てる良いエキスパンションだと思いました